CEMSおよびKeio CEMS MIMプログラムについて

CEMSとは

CEMSは、2021年4月現在、世界トップレベルの34の大学およびビジネススクール、約70社の提携グローバル企業と8つの非営利組織から構成されており、CEMS MIM (CEMS Master’s in International Management)というダブル・ディグリー・プログラムを提供しています。これは国際経営学修士コースで、このプログラムに参加し修了要件を満たした学生は在籍するCEMS加盟校からの修士号とCEMS修士号の両方を取得できます。

Financial Times Global Master’s in Management ランキングにおいて常にトップ10 以内にランクインしているように、世界トップレベルの国際経営学プログラムとして認識されています。

CEMSに加盟できるのは各国1校と限られており、日本からは慶應義塾大学が加盟しています。

Keio CEMS MIMプログラムについて

Keio CEMS MIM (CEMS Master’s in International Management)プログラムは、CEMSと慶應義塾大学が提供するプログラムです。CEMS MIMでは、グローバルに活躍するビジネスパーソンに必要な高い能力と、責任あるグローバルリーダーとしての良識を養うことを追及しています。

CEMS MIMプログラムは、CEMS提携企業とのネットワークにより、理論だけではなく実践にも強いプログラムを提供しており、各CEMS加盟校は、CEMSとして共通する高い質を保ちつつも、独自の強みを生かしたカリキュラムを組んでいます。慶應義塾大学では、経済学研究科、商学研究科、経営管理研究科、メディアデザイン研究科より、幅広い分野の科目を提供しています。

CEMS MIMプログラムに参加する学生(以下、CEMS生)は、1 ~ 2学期間(Term 1とTerm 2)にわたりCEMS科目を履修し、ビジネスプロジェクト等に参加するほか、グローバル企業で、修了要件の一つである8週間連続のインターンシップにより実務経験を積みます。CEMS生は3学期(Term 1、Term 2およびTerm 3 (International Internship))のうち、2学期間を所属校がある国以外の国で履修することが義務付けられています。交換留学が2学期間にわたる場合は、それぞれの学期で別のCEMS加盟校に留学します(2校とも同じCEMS加盟校に留学することはできません)。また、学生は修了までに英語のほかに2つの言語(母語を含む)を修得しなければなりません。

慶應義塾大学では、経済学研究科・商学研究科・メディアデザイン研究科の学生が CEMS MIMプログラムに参加することができます。慶應義塾大学でCEMS MIMプログラムに出願するには、これらの研究科の修士課程への入学が前提となります。

キャリア支援について

CEMS MIMプログラムは、CEMS 提携企業に限らず、多くの国際企業からも大きな信頼を得ており、現在、多数のCEMS修了生が世界中で活躍しています。

修了生の約5割がCEMS提携企業での就業経験を有しており(インターンシップを含む)、年に一度行なわれるCEMS生限定のキャリア支援イベントでは、CEMS生およびCEMS修了生は企業担当者と直接話すことができるほか、希望者には企業による就職面接の機会が与えられます。

Keio CEMS MIMプログラムの詳細はこちらをご覧ください。

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