グローバルネットワーク

メディアデザイン研究科では国内外に広がる多様なネットワークを構築しています。

マルチ拠点グローバルネットワーク 日吉から世界へ

ボーダーレスな国際社会では、様々な場所がネットワークで連携し、クラウド環境での活動が加速していきます。
KMDでは、慶應義塾大学日吉キャンパスを拠点として、国内外のサテライトおよび他機関との連携を形成。グローバルネットワークで協働できるダイナミックな研究・教育体制を構築しています。
拠点間では、日常的に高精細映像によるオンライン・コラボレーション・システムを活用。様々な地域の人たちとのコラボレーションを通して、最先端の研究・教育活動を展開し、国際社会の一員として世界に向けて発信しています。

日吉キャンパス協生館

日吉キャンパス協生館が、KMD における研究・教育機能の集積拠点(ヘッドクオーター)となります。協生館内には、プロジェクトを遂行する上で必要な最先端設備が充実しており、学生はこうした環境の中でリアルプロジェクトに取り組んでいます。

慶應大阪シティキャンパス

慶應大阪シティキャンパス内には、KMD専用の研究スペースを設置。KMDにおける関西エリアの研究活動拠点となっています。

Keio-NUS CUTEセンター(シンガポール)

慶應義塾大学は、KMDを中心に、シンガポール国立大学(National University of Singapore: NUS)と合同で、Keio-NUS CUTEセンターをシンガポールに設立しました。同センターはシンガポール政府のインタラクティブ・デジタル・メディア研究開発プログラムオフィスからの招聘を受けて設立されたもので、NUSとの戦略的パートナーシップを通じて次世代メディアとコミュニケーションに関する先導的な研究を推進しています。

公共交通網のためのユニバーサルコンテンツ基盤の構築
CUTEセンターでは、KMDと協調し、公共交通網における自律分散型ユニバーサルデジタルサイネージプラットホームの開発に向けた実証的研究を2012年から進めています。NUSケントリッジキャンパスの公共バスにおいて、プローブ情報と位置情報を含めた周辺環境情報に基づいたコンテンツ配信プラットホームを開発。正確な位置情報を遅延なく検知し、それらの情報を用い、位置・環境情報連携型のコンテンツ配信プラットホームを実現しています。

Cyber Living Lab(日本科学未来館)

日本科学未来館の研究棟に、バーチャルリアリティやロボティクスの技術を応用して未来の生活空間における新たなメディア体験を創出する「Cyber Living Lab」 という先端的な研究拠点を構え、未来館を訪れる企業関係者や一般来館者との共創による研究活動を推進しています。

CiP & Cybernetic being Lab (東京ポートシティ竹芝)

東京ポートシティ竹芝は、2020年にオープンした、コンテンツとテクノロジーが集積する国際ビジネス拠点で、文化と技術を融合した”ポップ&テック”の国家戦略特区として認定されており、KMDはこの拠点で行政・企業・NPO・市民などさまざまなステークホルダーとの連携を推進し、新しいビジネスや社会を創っています。
この中に設置されたCybnernetic being Labでは、ムーンショット研究開発プロジェクトの一環として、アバターロボットやメタバースなどの次世代のデジタル技術を研究開発し、より多様でインクルシーブな未来社会の実現に向けて、新たな働き方・学び方・遊び方を開拓しています。