ディプロマ・ポリシー
新しい持続可能な社会を形成するために、新しい視点を有し実行できるリーダーの人材育成が急務です。ポストパンデミックの未来社会をデザインするためには、未来を描くためのフューチャーズ・リテラシー、現在の社会構造、価値観、常識にとらわれないイノベーション・リテラシー、オンライン空間と物理空間を融合させて活動をするためのメディア・リテラシーの3つのリテラシーが必須です。KMDでは、実践をとおして3つのリテラシーとマインドセットを獲得していき新しい社会のリーダーを育成していきます。
修士課程では、実践的なリアルプロジェクトで身に付けた3つのリテラシーを活かして修士論文を書きます。後期博士課程では、未来社会に貢献できる研究について指導教授の指導の元で博士論文プロポーザルを執筆します。準備ができると研究指導コミッティが設立され、コミッティによる審査に合格すると学生は博士候補となります。研究指導コミッティが博士論文ドラフト執筆を許可すると、学生は執筆を開始します。博士論文ドラフトが提出されると、外部審査員を含む論文審査委員会が設立され、学生は同委員会からの指摘を反映して博士論文を完成させます。最終版の提出後、公聴会が開かれ、審査委員が審査の結果を研究科委員会に報告し、研究科委員会が最終決定を行います。
カリキュラム・ポリシー
カリキュラムは、未来を描くためのフューチャーズ・リテラシー、現在の社会構造、価値観、常識にとらわれないイノベーション・リテラシー、オンライン空間と物理空間を融合させて活動をするためのメディア・リテラシーの3つのリテラシーを獲得することを目指します。基礎科目では、デザイン・テクノロジー・マネージメント・ポリシーの4つのすべての基礎知識やスキルを学び、理論戦略科目では先端的な知識や視点を習得し好ましい未来をデザインする力を身につけます。また社会実装を目指すリアルプロジェクトの遂行を中核に、3つのリテラシーを実践しながら、自分の選択した分野の専門性を高めていきます。
アドミッション・ポリシー
フューチャーズ・リテラシーは、好奇心、想像力、未来思考の視点が必要です。また、イノベーション・リテラシーでは、柔軟な思考力を有しグローバルな視点をそなえていることが求められます。メディア・リテラシーでは、オンラインと実空間を融合して協働できる力が重要です。発想力、構成力、未知の分野への挑戦に対して、情熱とビジョンをもった学生を募集します。何を学んできたかは問いません。可能性を評価します。書類選考の後、面接による選考を行います。
研究科・専攻・学位の名称および入学定員
●研究科名
メディアデザイン研究科
Graduate School of Media Design
●専攻名
メディアデザイン専攻
Major in Media Design
●学位
修士(メディアデザイン学)
Master of Media Design
博士(メディアデザイン学)
Ph.D. in Media Design
●入学定員
修士課程 80名(収容定員 160名)
後期博士課程 10名(収容定員 30名)