アーキテクトグランドデザイン、オムロン、慶應義塾大学がLPWAとエッジコンピューティングを業界で初めて組み合わせたIoTプラットフォーム「IoT PLANET HIGHWAY」による実証実験を開始
2017.06.05
平成29年5月31日 プレスリリース
アーキテクトグランドデザイン、オムロン、慶應義塾大学が共同で、LPWAとエッジコンピューティングを業界で初めて組み合わせたIoTプラットフォーム「IoT PLANET HIGHWAY」による実証実験を開始
アーキテクトグランドデザイン株式会社(東京都港区 代表取締役社長:杉山靖彦、以下AGD)とオムロン株式会社(本社:京都市下京区、代表取締役社長CEO:山田義仁、以下オムロン)、慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科(東京都港区 塾長:長谷山彰、以下慶應義塾大学)は 本日より共同で、安心・安全な社会づくりへの貢献を目的に、LPWA技術とマルチホップ・ネットワーク技術およびエッジコンピューティング技術を組み合わせたIoTプラットフォーム「IoT PLANET HIGHWAY」を構築し、環境センサーを使用することで離れた拠点から信頼性の高い環境データを収集するための実証実験を行います。
近年、IoTの進展に伴い、センサーによって収集されるデータが増え続けています。その結果、無線でクラウドに直接伝送されるデータの量や通信頻度が膨大となり、ネットワークの信頼性や安定性を損なうことが課題となっています。そこで、本実証実験では、センサー側でのエッジコンピューティング技術を用い、通信やクラウドの負荷を下げることで、離れた拠点から信頼性の高いデータ収集を実現することを検証します。
本実証実験で得られた成果は、居住地域が分散した地方都市において、各地域の温度や湿度など様々な環境データを安定的に取得することにより、異常気象による災害から住民や農産物、社会インフラなどの見守りに役立てていく予定です。