EvernoteとKMDが起業・若者支援のための共同プロジェクトを開始
2011.04.21
2011/04/21
EvernoteとKMDが起業・若者支援のための共同プロジェクトを開始
~サービス開発を行う若者を応援、日本のクリエイティビティを世界へ ~
このたび、慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科(KMD)とパーソナルクラウドサービス『Evernote(エバーノート)』を運営するEvernote Corporation(カリフォルニア州マウンテンビュー市、以下Evernote )は、日本発のユニークなサービスやアプリケーションを開発したいという意欲のある若者を支援し、世界に通用する若者たちの創造性を喚起するために共同プロジェクトを開始することになりました。
現在全世界で約800万人を超えるユーザーを有する「Evernote」は、個人の記憶を補完するツールとして、ウェブページやテキストメモ・写真・ExcelやPDF等のファイル・動画・音声メモ等データ形式を問わないあらゆる情報を保管し、強力な検索機能でデバイスを問わずいつでもどこでも情報を引き出せるパーソナルクラウドサービスです。ユーザーにとって使い方の自由度が高いことから、日常生活での自分メモやウェブクリッピングから、名刺管理や議事録といった仕事面、仲間との情報共有や共同編集、教育現場での活用にいたるまで、利用事例がどんどん広がっています。
また、Evernote API を利用する開発者の約三分の一は日本からとなっており、今後ますますEvernoteと連携したウェブサービスの開発や、ユーザー視点で他アプリケーションと組み合わせることで新たな価値を生み出すものが増えてくると期待されます。
こうした状況をふまえ、KMDとEvernoteは、今までにない新たなサービス/アプリケーションを開発・実現するための土台としてEvernoteを活用してもらうことで、特に若い世代の発想力や創造性、開発力を引き出したいと考えています。また、それらを日本から世界に発信していくことで、日本の優れたクリエイティビティやグローバルな視点のものづくりを支援してまいります。
この支援のため、KMD とEvernoteは共同プロジェクトを立ち上げ、継続的な活動を続けていく所存です。プロジェクト第一弾として、Evernoteを使ったサービス/アプリケーションのコンテストを行い、社会に広く役立ててもらえるソリューション、世界に通用するようなサービスの創出に寄与できればと考えています。
<第一弾プロジェクト概要>
概要:Evernoteを使ったサービスやアプリケーションを一般公募する
※アイディアだけではなく動くものが必須
募集テーマ:自由(ただし新規アイディア・新規インテグレーションに限る)
【例】・困っている人を助けるもの
・ビジネス・学習・生活 より知的活動をサポートするものなど
応募資格:だれでも応募可(一般公募)
募集期間:5月〜6月(詳細日程はKMDおよびEvernoteウェブサイトにて告知)
優秀賞:8月開催予定のEvernote開発者向けイベント、およびシリコンバレー本社に招待
第一弾プロジェクトの募集開始は5月を予定しており、詳細はEvernoteおよびKMDのウェブサイトにて告知いたします。
■「EVERNOTE」とは
米国Evernoteの運営するパーソナルクラウドサービスであり、世界中で800 万人以上が利用し
ています。「EVERNOTE」はコンピュータ、携帯電話、その他あらゆるデバイスを利用して、ユー
ザーが目にした情報を取り込み、保管し、また後日容易に検索して利用できるようにする「外部
脳」を実現するサービスです。Windows、Mac、ウェブ、iPhone、iPad、Androidを始めとする
様々なデバイスからいつでもどこでも簡単に利用できます。日本国内でのスマートフォンの普
及を受け、国内ユーザー数が100万人を突破しました。
http://www.evernote.com/
<本件に関するお問い合わせ先>
Evernote × KMD プロジェクト事務局
広報担当:evernote_info@kmd.keio.ac.jp
※お問い合わせはメールにてお願いいたします。