TENORがGlobal Grad Show 2021に採択
2021.11.10
慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科(KMD)の修了生の研究成果「TENOR」が、ドバイで開催されたGlobal Grad Show 2021に採択されました。
・Global Grad Show: https://globalgradshow.com/project/tenor/
<概要>
セルフトラッキング技術は、メンタルヘルス研究の領域におけるヒューマンコンピュータ・インタラクション(HCI)で採用されている主要なツールです。これらのツールの大部分は、情動障害を抱える人々の自己反省のためのメカニズムとして機能し、介護者が行う医療行為に情報を提供するために使用されます。特にムードトラッキングは、単なる感情状態のトレンドラインにとどまらず、感情の再評価や抑圧などの行動を測定し、それに影響を与えることで、ユーザーのメンタルヘルスを向上させることができる可能性を秘めています。このポジションペーパーでは、セルフトラッキング技術が精神疾患を持つ人々のモチベーションや関与において多くの課題を抱えていることから、音楽制作や感情の想起を通じてユーザーの関与を高めるように設計された音響的なムードトラッキングアプリケーション「TENOR」を用いた代替アプローチを紹介します。
*本文は英語からの翻訳です。
<プロジェクトメンバー>
ノラスコ ダーリーン ハナ ジェイン