HAKKO25がBIODESIGN Challenge Summit 2022にてスポンサー賞を受賞
2022.06.29
この研究は、現代の日本の現象を、未来のバイオプラットフォームとして再構築するアイデアです。(このアイデアでは)、日本において近い将来予測される必需財消費の未来と、新しい時代へと移行するためのスペキュラティヴな物語を描いています ー もはやすべてが人間中心ではありません。
HAKKO25は、自給自足する未来の自動販売機です。食品発酵を利用してバイオエネルギーを生産し、微生物燃料電池(MFC)の生物電気化学プロセスを利用します。さらに、ポスト人間中心主義の理論に基づいて、自動販売機が時間の経過とともにどのような形や機能を獲得していくかを推測しました。HAKKO25は、自然とテクノロジーが融合した遠い未来において、人間と人間以外の生物のエネルギー源を生み出す完全に独立した自給自足の生命体となるでしょう。
“HAKKO25: The Post-Anthropocentric vending machines in Japan”(HAKKO25: ポスト人間中心主義的な日本の自動販売機)は、ニューヨークで開催されたBIODESIGN Challenge Summit 2022にて発表され、スポンサー賞 “GINKGO PRIZE FOR BIOLOGICAL FUTURES” を受賞しています。
<プロジェクトメンバー>
JiaQing Chen、Nafhan Nurul、Ivana Chaloska、Adam Jordan、Tan Chang、Lucas Ogasawara、Marie Munzi
Matthew Waldman教授
慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科 SAMCARAプロジェクト
https://www.biodesignchallenge.org/keio-university-2022
https://www.biodesignchallenge.org/summit-2022