メディアデザイン研究科特任准教授にKAI KUNZE氏の就任が決定
2014.09.22
慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科(以下、KMD)(研究科委員長:稲蔭正彦教授)の特任准教授として、2014年10月1日よりKAI KUNZE(カイ・クンツェ)氏の就任が決定したことをお知らせいたします。
カイ・クンツェ氏は、ウェアラブル・コンピューティングおよびユビキタスコンピューティングの分野で10年以上の研究実績があり、行動/コンテキスト認識およびセンシング/パターン認識の研究に多大な貢献をしました。
現在は、認知活動のトラッキング、cognition-awareコンピューティング、スマートアイウェア、認知活動支援を主な研究としており、過去にはUbiComp、PERCOM、ICDARなどの学会で論文発表やデモで最優秀賞を受賞、ノミネートされた経験があります。
Palo Alto Research Center (PARC、米国カリフォルニア州パロアルト)、 MIT Media Lab (米国マサチューセッツ州ケンブリッジ)、Sun Labs Europe (仏国グルノーブル)、ドイツ証券取引所(独国フランクフルト)などでの調査およびインターンシップなどを経て、ドイツのパッサウ大学で、行動認識の研究において最優秀の成績で博士号を取得しました。
KMDでは、スマートアイウェアに認知行動認識技術を組み込む研究に携わり、人々の生活をより「スマート」に支援する技術開発を続けていく予定です。
KMDでは、デジタルメディア領域における世界で活躍する創造的リーダー(メディア・イノベータ)を育成するため、各界の第一人者を招聘し、最高レベルの教育ならびに研究を行っております。